8月短歌

氏神様の落ち葉で作る腐葉土は我が家の花壇恵みとなりぬ

 

 

 

壮大な向日葵畑の千の花われに背を向け一斉に立つ

 

 

 

大声に玄関開くれば薬屋に健康保証されてしまいぬ

家を訪ねた時

インターホンを押してもなかなか返事がないと
留守かどうかわからなくて
迷いながら待つことがあります


私はすぐインターホンで出ないで
地声で返事をします

この日は置き薬の配置員さんでした


「そんな大きな声が出れば
内臓は間違いなく大丈夫です」
「内臓が悪いとそんな声でないですよ」

と言われた

 



花を終え疲れし色に俯ける向日葵は万の種を育む